10月のお便りはこちら すみだ音楽祭2023 10・11月練習予定 第20回研究発表会 10月エクササイズ NAOコーラス第25回演奏会 10月音楽基礎講座 NAOコーラス第26回案内 このサイトでは合唱指揮者・近藤直子の活動に関する話題、コンサート、イベント等の案内、また 近藤直子が指導するNAOコーラスグループの様々な情報をいち早く皆様にお届けしていきます 8月26日、東京ベートーヴェンクライスが「すみだ音楽祭2023」に出演しました ● 第20回「声を育てる」研究発表会の写真を掲載しました ● 第20回「声を育てる」研究発表会のチラシを掲載しました ● NAOコーラスグループ第26回演奏会の写真を掲載しました ● 2024年NAOコーラスグループ第26回演奏会の新規募集案内を掲載しました ● NAOコーラスグループ第25回演奏会のチラシを掲載しました ● 「あだちNフェス!」にNPO法人五色桜の会が出店しました ● ギャラクシティ西新井文化ホールで「歓喜の演Vol.21合唱団」の演奏会が開催されました ● 第19回「声を育てる」研究発表会をタワーホール船堀の小ホールで開催しました ● 「NPO法人五色桜の会」で足立の都市農業公園での観桜会を実施しました ● 3年ぶりの「第10回あだち五色桜マラソン」(「江北橋緑地」)に参加しました ● 新宿文化センターで「歌曲クラス」のおさらい会を実施しました ● 歓喜の演20周年記念特別公演の動画を公開しました ● 歓喜の演20周年記念特別公演が開催されました ● NAOコーラスグループ第24回演奏会の動画を公開しました ● 歓喜の演Vol.20演奏会の動画を公開しました ● ギャラクシティ西新井文化ホールにて歓喜の演Vol.20演奏会が開催されました ● NAOコーラスグループ第25回記念演奏会の案内と新団員募集のお知らせを掲載しました ● NAOコーラスグループ第24回演奏会のチラシを掲載しました ● エクササイズ第18回研究発表会が新宿文化センター小ホールで開催されました ● NAOコーラスグループ第23回演奏会の録音の一部を公開しました ● NAOコーラスグループ第23回演奏会の写真を追加しました ● 新宿文化センター大ホールにてNAOコーラスグループ第23回演奏会が行われました ● 「2021年NAOコーラスグループ第23回公演」のチラシができあがりました ● イタリア及びドイツ歌曲の発表会を行いました ● 近藤先生が講師を務めたあだち区民大学塾音楽講座が開催されました ● コロナウイルス飛沫防止のための合唱用マスクを近藤先生が考案しました ● 歓喜の演Vol.19合唱団の演奏形式による勉強会の動画を公開しました これまでの近藤直子のお便りはこちら 先日コーラスの練習の後で、ある団員から「近藤先生の声が下の方で聞こえました」と感心したように話されたのをたまたま聞きました。勿論スピーカーを下に置いていたわけでもなく、指導の一環として、あるパートの歌い方を実践された際のことだと思います。 でも、そのような耳をもった団員がいたのは実に素晴らしいことです。普通、声は口から発せられるので身体のどの部分から声が響いているかなどと指導され、意識を持つことは稀です。それが聞き取れていたようです。 よく先生から足元、かつ座骨を含めた下半身にまで意識を持たせて歌いましょうと指導がありますが、現象面では下から声が立ち上る様子を言います。歌の表現だと、歌詞があるとどうしても気持ちが上方に向かい、力が入ってしまうことがあります。また、クラシックの楽譜にはよくメリスマが出てきて、音符が沢山つながる箇所が連続している場合には、まるで思考力が試されているみたいで、一音ごとに首を振って歌っている光景も見受けられます。 どうしても音は上ずりやすい傾向があるようです。そこを座骨回しみたいなエクササイズでは、執拗に身体とどう結びつけて音を振動させるのかを繰り返し練習します。ご自身の身体なので、体得するのもご自身であり、周りの方の声が理想的になっていても、ヒントは多くあるでしょうが、最終的にはご自身で見出すほかありません。 ただ、ご自身のなかで歌声の響き方を幾つか経験していくうちに、自然と他の方の声の響きを聞き分けられるようになります。下の方から立ち上がる声も、元々は声帯から発せられているわけで、響いて来る音の通り方をご自身の身体で体験しその伝道の様を会得していくことがふだんの合唱練習では必要です。 最近は介護の現場で身に着けた身体の効果的な動かし方を指導に取り入れている先生に、何とか応えようと皆さんがそれぞれに奮闘されているのが分かるNAOコーラスグループです。 Last Updated 2023/9/23