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6月に2度、講師の招聘を受け「呼吸法によるエクササイズ」の講座を実施しました。最初は、3日(月)午後2時より、千住本町住区センター・悠々館で介護予防事業の一環で「健康教室」がありました( 写真)。ほぼ高齢者の方で満席となり、「頭のてっぺんから足の先まで全身を使って声を響かせましょう」のテーマに沿い、実践を交え体験して頂きました。呼吸から声を導くという経験は身の回りでは馴染みが薄かったようで、歌った際の会場の響きに反響がありました。
もう一つは、「あだち区民大学塾」でNPO法人あだち学習支援ボランティア「楽学の会」と区との共催による「近藤直子 音楽講座」です。2回シリーズで各2時間、足立区生涯学習センターで6月14日と21日に開講しました。こちらも50名を超える受講者がいらっしゃいました。
パワーポイントを交えての講座で、各々前半は理論を、後半は実践で呼吸と声との関わりを感覚で捉えて頂き、素直にご自身への働き掛けをお願いしました。
画像では動画を交え、呼吸には外呼吸と内呼吸があること、そして鼻や口から取り込まれた空気は肺胞でガス交換が行われ、その後、血中の酸素が全身の細胞に運び込まれ、そこでエネルギーの変換が起こるという一連の生命維持のための働きを見て来ました。
声はその呼吸と深い関係があります。喉の中央の突起した喉仏の後ろにある声帯という器官に、息が通ることで音が出ます。ただし、そこでは音色や発音は作られず上部の声道に委ねます。
さて、どのような息をもって声帯を介し声に導き、歌声にまで育て上げるかが私達のテーマです。私の講座が初めての参加者も多く、思いがけない声の響きに驚かれた様子でした。乞うご期待です。 |
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