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10月のお便りはこちら 「東京ベートーヴェンクライス」演奏会 10・11月練習予定
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近藤直子インフォメーション

    このサイトでは合唱指揮者・近藤直子の活動に関する話題、コンサート、イベント等の案内のほか
近藤直子が指導する NAOコーラスグループの様々な情報をいち早く皆様にお届けしていきます
 
 
8月24日、「すみだ音楽祭2024」で「東京ベートーヴェンクライス」の演奏会がありました
合奏集団「新しい音楽生活」オーケストラ演奏会2024のチラシを掲載しました
NPO楽学の会、足立区共催「近藤直子音楽講座 声を育てるエクササイズ」が開催されました
介護予防事業の一環として「健康教室」で近藤直子氏が講師を務めました
第21回「声を育てるエクササイズ」研究発表会を開催しました
NAOコーラスグループ第26回演奏会の写真を掲載しました
NAOコーラスグループ第26回演奏会のチラシを掲載しました
8月26日、東京ベートーヴェンクライスが「すみだ音楽祭2023」に出演しました
第20回「声を育てるエクササイズ」研究発表会の写真を掲載しました
NAOコーラスグループ第25回演奏会の写真を掲載しました
2024年NAOコーラスグループ第26回演奏会の新規募集案内を掲載しました
NAOコーラスグループ第25回演奏会のチラシを掲載しました
「あだちNフェス!」にNPO法人五色桜の会が出店しました
ギャラクシティ西新井文化ホールで「歓喜の演Vol.21合唱団」の演奏会が開催されました
第19回「声を育てる」研究発表会をタワーホール船堀の小ホールで開催しました
「NPO法人五色桜の会」で足立の都市農業公園での観桜会を実施しました
3年ぶりの「第10回あだち五色桜マラソン」(「江北橋緑地」)に参加しました
新宿文化センターで「歌曲クラス」のおさらい会を実施しました
歓喜の演20周年記念特別公演の動画を公開しました
歓喜の演20周年記念特別公演が開催されました
NAOコーラスグループ第24回演奏会の動画を公開しました
歓喜の演Vol.20演奏会の動画を公開しました
ギャラクシティ西新井文化ホールにて歓喜の演Vol.20演奏会が開催されました
NAOコーラスグループ第25回記念演奏会の案内と新団員募集のお知らせを掲載しました
NAOコーラスグループ第24回演奏会のチラシを掲載しました
エクササイズ第18回研究発表会が新宿文化センター小ホールで開催されました
NAOコーラスグループ第23回演奏会の録音の一部を公開しました
NAOコーラスグループ第23回演奏会の写真を追加しました
新宿文化センター大ホールにてNAOコーラスグループ第23回演奏会が行われました
「2021年NAOコーラスグループ第23回公演」のチラシができあがりました
イタリア及びドイツ歌曲の発表会を行いました
近藤先生が講師を務めたあだち区民大学塾音楽講座が開催されました
コロナウイルス飛沫防止のための合唱用マスクを近藤先生が考案しました
歓喜の演Vol.19合唱団の演奏形式による勉強会の動画を公開しました
これまでの近藤直子のお便りはこちら
 


 平成の頃です。生後間もない捨て猫の赤ちゃんを子供たちが小学校に連れて来ました。当時、朝の交通ボランティアをしており、たまたまその現場に居合わせ、うっかり猫を飼ったことがある人を知っていると口を滑らし、近藤先生の所に運ぶはめとなりました。先生は以前にも傷ついた猫を何匹か育て上げ、かつ生き物には命の限りがある事を経験しており随分と躊躇されていました。ただ、目の前にある小さな命を前にして、結局、諦めてくれました。

 その子猫は「チャッピー」と名付けられ、捨てられた後遺症もなく、日増しに大きくなりました。とてもヤンチャな親分気質で、座敷猫になる様子もなく外に出たがります。何処にでもいる日本猫の雑種です。様々な獲物を捕まえ意気揚々と見せ、周囲をくまなくパトロールし、時間になると食事に戻り睡眠をとるという、勝手気ままが本能なのか決められた日課を身につけていました。
 負けん気が強く、去勢手術はしたものの、自分のテリトリーに入る猫がいると、唸り声を上げ威嚇し、去らないと取っ組み合いが始まります。大怪我が絶えず、近所の獣医さんの常連になりました。結局、それが命取りとなり、猫同士の喧嘩で菌が脊髄にまで及び、程なく病で亡くなりました。

 ところが、その日から別の小猫が事務所に入り込みます。近所で育てていた数匹のなかの一匹で、生前のチャッピーにいつも追い払われていたのに、いつの間にか居座ります。引っ越して来てから14年の歳月が過ぎました。17歳でしたので人に換算すると相当の高齢とのこと。若い頃はリード無しで一緒に散歩できる(先生と)猫でしたが、晩年はそれもなくなり、他の猫との接触もほとんど無く、家の前に招き猫のように座っていました。
 ただ、通りがかりの人に色んな名前で呼ばれ可愛がられていました。その「ミミ」が亡くなりました。特に苦しい様子も見せずに、最後の2日間は下の世話が自分で全く出来ずにゲージで囲われ、そこで横たわり息を引き取りました。猛暑が続く夏の盛りでしたが葬儀を済ませました。 
 ミミは寿命を全う出来たのかなと思いつつ、今でもすぐ側にいるような感じで、ふと夜空を仰ぎ見ると8月20日の満月が佇んでいました。
Last Updated 2024/10/1

 
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