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近藤直子インフォメーション

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NAOコーラスグループ第26回演奏会の写真を掲載しました
NAOコーラスグループ第26回演奏会のチラシを掲載しました
8月26日、東京ベートーヴェンクライスが「すみだ音楽祭2023」に出演しました
第20回「声を育てる」研究発表会の写真を掲載しました
第20回「声を育てる」研究発表会のチラシを掲載しました
NAOコーラスグループ第25回演奏会の写真を掲載しました
2024年NAOコーラスグループ第26回演奏会の新規募集案内を掲載しました
NAOコーラスグループ第25回演奏会のチラシを掲載しました
「あだちNフェス!」にNPO法人五色桜の会が出店しました
ギャラクシティ西新井文化ホールで「歓喜の演Vol.21合唱団」の演奏会が開催されました
第19回「声を育てる」研究発表会をタワーホール船堀の小ホールで開催しました
「NPO法人五色桜の会」で足立の都市農業公園での観桜会を実施しました
3年ぶりの「第10回あだち五色桜マラソン」(「江北橋緑地」)に参加しました
新宿文化センターで「歌曲クラス」のおさらい会を実施しました
歓喜の演20周年記念特別公演の動画を公開しました
歓喜の演20周年記念特別公演が開催されました
NAOコーラスグループ第24回演奏会の動画を公開しました
歓喜の演Vol.20演奏会の動画を公開しました
ギャラクシティ西新井文化ホールにて歓喜の演Vol.20演奏会が開催されました
NAOコーラスグループ第25回記念演奏会の案内と新団員募集のお知らせを掲載しました
NAOコーラスグループ第24回演奏会のチラシを掲載しました
エクササイズ第18回研究発表会が新宿文化センター小ホールで開催されました
NAOコーラスグループ第23回演奏会の録音の一部を公開しました
NAOコーラスグループ第23回演奏会の写真を追加しました
新宿文化センター大ホールにてNAOコーラスグループ第23回演奏会が行われました
「2021年NAOコーラスグループ第23回公演」のチラシができあがりました
イタリア及びドイツ歌曲の発表会を行いました
近藤先生が講師を務めたあだち区民大学塾音楽講座が開催されました
コロナウイルス飛沫防止のための合唱用マスクを近藤先生が考案しました
歓喜の演Vol.19合唱団の演奏形式による勉強会の動画を公開しました
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 本年の東京地方のソメイヨシノにとっては異例の遅咲きとなりました。平年より5日遅く、昨年の開花が確か3月14日だったので、今年の29日は2週間程遅れた事になります。ちなみに東京で一番遅い開花は1984年の4月11日だそうです。40年も前の事なので、昭和の時代ですね。いわゆる「59豪雪」と呼ばれ日本列島が豪雪に見まわれた災害の年でした。その冬は東京でも降雪日数が22日に及び、都心では22cmの積雪があったとか。なぜか、あまり記憶にないのは、未だNAOコーラスグループの活動以前のためだからかも知れません。
 いずれにしても、冬の気温が著しく低いとソメイヨシノへの影響があるようなので、今年も意外と寒い日々が続いたのかも知れません。一日の気温の寒暖の差が激しい日々が続き、感覚が少し麻痺しているのでしょうか。桜の緑っぽい固そうな蕾をみているとそんな気がします。

 さて、このお便りでも荒川堤の五色桜については何度かご紹介させて頂きました。江戸の里桜の歴史を蘇らせ、かつ「史跡名勝天然記念物」として堤の桜並木が指定された事実は、地元はもとより地域としても貴重な歴史として伝えられていく必要があると思います。
 ただし、五色桜にとっては20年にも及ぶ荒川放水路の開削事業の影響は、計り知れないものがあります。当初植樹された78種3225本の桜は、放水路完成の昭和5年には激減しました。区のホームページでは、開削工事の因果についてはあまり触れていません。激減した要因として「交通量や花見客の増加等で桜の樹勢が衰えていき、第二次世界大戦後は薪としての伐採が続き、昭和22年頃、桜は姿を消しました」となります。このへんのところは資料を手掛かりに丹念に調べていく必要があるかと思います。

 とはいえ、本年が荒川放水路通水100周年です。岩淵から下流の22km、幅500mの川が出来る前は地続きだったと言われても想像し難いものがあります。土地の人に聞くと、昔あの川の中ほどに住んでいたとの話も伝わり、曾祖父母まで遡らなくてはいけません。
 たまたま、五色桜が植樹される前から住まわれている子孫の方とお話しますと、「昔は何も無かったんだから」という言葉に荒川堤が集約されているような気がしました。いよいよお花見の頃合いですが、SNSで情報が瞬時に伝達される現在では猶更、歴史が遠ざかる思いがします。
Last Updated 2024/4/2
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